よく聞かれることなどを中心にいろいろ。

「百鬼夜行御礼」

2014年8月の靖山画廊でも百鬼夜行来場御礼ハガキです。別名ちんちん小袴。

このお姫様も扇の下はお化けなのでは?と言われますがどうでしょう?

源氏物語とか今昔物語とか平安時代ダイスキーで、源氏物語の人物相関図すべてそらで書けます。何の役にもたちませんが。


「八百化店先(やおばけみせさき)」

八百化シリーズの2(多分)。別名こんな八百屋はいやだ!シリーズ。

これ描く時ピーターラビットの「お父さんはマクレガーさんの畑で捕まって、お肉のパイにされてしまったんですよ」を思い出してました。



「女子会」

本屋の店先に「きさまいつまで女子のつもりだ」という本が積んでありました。いつまでって…いつまででしょう?

雀百まで踊り忘れず、百になっても女子会でいい気がします。それとも婦人会とかにした方がいいんでしょうか?


「遊びをせんとや」

キー坊ふたり。複数いるんですね、この子ら。「いいおべべ着せてもらって」と言われたのがうれしかったです。

タイトルは梁塵秘抄(一発変換できた)から。せっせと遊ぶ子供たちです。目線が合ってないのが不安ですが。

        このキー坊に似ていると何人もの人に言われました。どうしよう。


「犬張子」

子供のお守りのはずが、よちよち歩きの目つきの妙なものになりました。ご利益にがありそうには思えません。

別名「キー坊」。友人が「なんかこの子キー坊って感じよね」と言うのでキー坊になりました。

京都に養子に行っていい暮らしをしています。


「蝶々や蕪男」

古い絵巻などを見ていると、よく画面の隅のほうにヘンなものがいます。

これも何の絵巻か忘れましたが隅っこで踊ってました。

「花魁 其町 Ⅱ」

「花魁其町」と同じ下絵です。江戸時代の浮世絵に同じ人物で、の着物の模様と背景を変えてることがよくあって、

どんな感じになるのかやってみたものです。でも対比が面白いとか、そういうのは別になかったような。

「2014年賀状」

年賀状の文字はいつもフォトショップで入れてます。便利だなあ。

「2013年賀状」

お年賀状なので目出度さを追求してみました。

「2012年賀状」

年賀状は好きです。普段ご無沙汰してる方々の無事や近況がわかるから。この年の初めに川べりを散歩していたら

白い龍が飛んでいるのを見ました。後から考えると強風に飛ばされたビニールハウスなのでしょうが、空の高みを

踊るように舞う様はとてもきれいでした。そしてこの年が私のターニングポイントになった気がします。


「花魁 其町(そのまち)」

うさぎ花魁シリーズ?。其町っていい名前だと思います。

着物の柄ですが、波には鳥でしょと描いたら「その場合の鳥は小さい千鳥とかでしょ。なにこの ぷくぷくした絶対

飛べそうにない奴らは」と笑われました。確かに。でも美味しそうなところも含めて気にいってます。

「宇佐儀楼細見」

「うさぎおいらんどうぐづくし」


「天下太平」


「みょうちん売り」

みょうで珍なものを売ってるからみょうちん売り。滅多に獲れないっ珍しいものなので、獲れるとみんなで提灯行列をして祝います。

「個展御礼(人さらい鳥)」

2014個展のお礼状です。一見のどかですが、どうも鳥の目つきが油断できません。男の子はいっこうに心配する様子もなく

のんき坊主です。この先どうなってしまうのでしょうか。別名ドナドナ。

       マラソン大会で途中のチェックポイントを制限時間内に通過できなければ、強制的にそこでストップ、「回収」と幕が張られたバスに

       乗せられてしまいます。それもまた別名ドナドナ。

「おかめごはん」

2014靖山画廊さんでの二人展のお礼状です。お礼の気持ちを込めて立派なお膳を描きました。ご飯も炊き立てです。

私は最後の晩餐には美味しい塩鮭とご飯が食べたいのですが、みなさまはいかがでしょう?


「八百化」

化け物野菜を売ってるから八百化。誰が(何が?)買いに来るのか気になります。

江戸時代風の商家が描いてみたかったのですが、かなり好評でした。みなさん妖怪好きなのねと思った一枚。

「辻占」

「大鏡」にある話ですが平安の昔、時姫という人がある夕暮れ二条大路で辻占をしたそうです。これは米をまくなどの作法をした後

通る人の言葉を聞いて吉凶を占うというもの。そうすると一人の老婆がつかつかと近づいて「あなたはなんでこんなことをしているのです。

あなたは望むことはみんなかなって、この大路のようにいつまでもお栄えになりますよ」そう言うとどこかに行ってしまったそうです。

      後に時姫は権門の子息と結婚して息子は大臣に、娘は皇后となって所生の皇子は帝に即位、老婆の言ったとおりになったそうです。

      辻占というのはこの世とあの世の端境にいるもののような気がします。

「うさぎケーキ」

流行りのメイド服です。スカート丈が長めなのがポイントです。

美味しそうなケーキが描きたかったのですが、はたして食べられるんだか何が入ってるんだか不安になります。

「踊る少年」

無国籍アジアンテイストの少年です。どこがメイドインジャパンなのかよくわかりません。

「サーカスうさぎ」

珍しく少し洋風(当社比)。ハガキにしてグループ展に出したら、なぜか一番人気でした。


「蕪男御礼」

2012年グループ展来場御礼ハガキに描いた絵です。力いっぱい目出度くしました。

富士山と波と旭日は本当に美しくて使いやすいモチーフだと思います。

「雄鶏少年」

これもどこがメイドインジャパンなのかわかりませんが、明治のにおいがすると言われてうれしかった作品。

鶏もとても絵になるモチーフです。

 

「港についた黒んぼ」小川未明

「津の国屋(子持ち花嫁)」

津の国屋に来た花嫁。ちょっと得体が知れません。

津の国屋というのは岡本綺堂の半七捕り物帳にある話です。話の内容と絵になんの関係もありません。

「サーカス娘」

サーカスは絵にしやすいですね。決してシルク・ド・ソレイユみたいな高度なのじゃなくて、

町はずれの原っぱの小さなテントで攫われてきた子供が泣く泣くやってるようなイメージです。

 

「品質優良」

未来都市です。SF大好き。人型ロボットもいます。でもあまり役に立ちそうな気はしません。

個人的にはとても気に入ってるのに、いまひとつ人気がないのが不満です。

「七夕うさぎ」

珍しくカラーです。2色の絵はアクリルですが、カラーは岩絵の具を使います。

日本画出身なので。紙はいつも雲肌麻紙です。

「仮面少年」

昔の絵巻を見ていると顔を布や扇で隠している人達がたくさんいます。

そういう文化だったことはわかっていても、隠されたものに惹きつけられるのは人の性でしょうか。

そして顔が見えないほうが3割増しでいい男(女性もたくさん描かれているのですが)に見える気がします。

       スキー場効果と同じでしょうか。

「うさぎ商売繁盛」

なかなか男前なうさぎ。きっと女泣かせてます。

「うさぎごはん」

自分ではすごく気に入ってる一枚。

首絞められてケーとなってる鳥は「けさんぽちゃん」という 名前です。夫が付けました。毛が三本だからです。

「うさぎヘアースタイル」

私の絵のタイトルは、たいていそのまんまです。

カッコイイのが考えつけないから…マンガ描いてた頃からタイトル考えるの苦手だったな。

この中の一番人気は貞子です。

「うさぎきせかえ」

小さいころ着せ替え人形が大好きでした。

もちろんこれもちゃんと着せ替えができます。